ビットコインが週次安値6万4500ドルを記録するなか、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を前にした売り圧力が強まっている。一方でメキシコの富豪リカルド・サリナス・プリエゴ氏が資産の70%をビットコインに集中投資していると公言し、長期保有派の根強い存在感を改めて示した。
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ビットコイン6.5万ドル台で膠着――エフオーエムシー警戒と億万長者の強気姿勢が投資家心理を揺さぶる
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Key Takeaways
BTC/USD 週次安値
64,500ドル
-約1.5%
FOMC前の売り圧力が背景
BTC/USD 攻防水準
65,000ドル
±0
心理的節目として意識される
サリナス氏のBTC配分比率
70%
—
推定資産50億ドルの大部分をBTCに集中
BitGo株のIPO比較
IPO価格比65%安
-65%
5000万ドルの自社株買いを発表
ビットコインは2026年6月17日時点で週次安値6万4500ドルをつけた。主な要因として、米国の金融政策を決定する会合を前にしたの売りと、大手暗号資産運用会社ストラテジーが追加のBTC売却に踏み切る可能性があるとの市場分析が挙げられる。一方でメキシコの資産家リカルド・サリナス・プリエゴ氏(推定資産約50億ドル)は、資産の70%をビットコインに振り向けており、「不動産よりも優れた資産だ」と公言していることが伝えられた。
は年8回開催され、の変更が世界の資産価格に大きく影響するため、結果発表前は投資家がリスク資産のポジションを縮小しやすい。またストラテジーのようにビットコインを大量保有する機関が売却に動けば、市場への供給が一時的に増え価格が下落する可能性がある。暗号資産関連株全般は、投資家の関心がAI(人工知能)関連株に移っていることもあり、株式市場でも追い風を受けにくい環境にあると見られる。
短期的には、後の金利方針が明確になるまでビットコインの方向感が定まりにくい局面が続く可能性がある。6万5000ドルを維持できるかどうかが目先の焦点となりそうだ。中長期的には、サリナス氏のような大口の長期保有者が市場に一定の下支えをもたらすとの見方もある。個人投資家にとっては、結果や大口保有者の動向が値動きを左右しやすい時期であるため、一度に多額を投じるのではなく、分散・積立で対応することが選択肢の一つになり得ると考えられる。
FOMC 政策金利発表(次回会合)
利下げ・据え置きの判断がBTC短期トレンドの分岐点になる可能性
ストラテジーの保有BTC動向(随時)
大量売却が実行された場合は一時的な需給悪化リスクあり
BTC/USD 6万5000ドル水準(当面)
この水準の維持・喪失で短期センチメントが変化しやすい