英ポンドがドルに対して小幅に値上がりしたものの、米国の雇用統計(ペイロール)の発表を控え、上昇の勢いは限定的と見られる。雇用統計は米連邦準備制度(Fed)の利下げ判断に直結するため、結果次第でポンドを含む主要通貨が大きく動く可能性がある。
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英ポンドが小幅上昇も上値は重い——米雇用統計を前に投資家が慎重姿勢
次: 英ポンドがドルに対して小幅に値上がりしたものの、米国の雇用統計(ペイロール)の発表を控え、上昇の勢いは限定的と見られる。
Key Takeaways
GBP/USD(ポンド/ドル)
小幅プラス圏
+小幅
雇用統計前で上値は重く、方向感に乏しい展開
英ポンドは対米ドルで小幅に上昇したものの、上昇の持続力は乏しいと見られる。市場では米国の非農業部門雇用者数(ペイロール)の発表が迫っており、投資家が大きな賭けに出ることを避けている状況だ。こうした「イベント待ち」の相場では、小さなニュースで値動きが発生するものの、一方向に大きく動きにくい特徴がある。
為替相場が動く背景には、米国の金融政策への期待がある。雇用統計が予想を上回ると、Fedがを急がないと判断され、ドルが買われポンドが売られやすい。逆に雇用が弱い結果となれば観測が高まり、ドル安・ポンド高の方向に振れやすい。現時点では結果が読みにくく、どちらにも動ける状態で市場が身構えている、と見られる。
外貨預金や外国株式・ETFを保有する個人投資家にとって、為替の動きは資産価値に直接影響する。雇用統計の発表前後は値動きが激しくなりやすいため、大きなポジション変更は発表後の市場が落ち着いてから行うのが一般的だ。また、英国関連資産(英国株・ポンド建て資産)への投資を検討している場合は、ポンド相場の動向を引き続き確認することが望ましい。
米非農業部門雇用者数(ペイロール)(近日発表予定)
予想比の増減がドル相場・ポンド相場を大きく動かす最重要指標
米連邦準備制度(Fed)の利下げ見通し(雇用統計後に市場が再評価)
利下げ時期の前倒し・後ずれがドル安・ドル高に直結する