2026年6月5日、米国の雇用統計が市場予測を大きく上回り、米連邦準備制度(Fed)が政策金利をさらに引き上げる可能性が意識された。これを受け、ビットコインは2.8%下落し、XRPは5%超の急落で複数月ぶりの安値に迫るなど、暗号資産市場は広く売られる展開となった。
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米雇用統計が大幅に予想を超えフェド利上げ観測が浮上—ビットコイン・XRP含む暗号資産が全面安
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Key Takeaways
ビットコイン(BTC/USD)
下落
-2.8%
CoinDesk 20指数全構成銘柄が同日マイナス
XRP/USD
約1.10ドル付近
-5%超
1.20ドルのサポートを割り込み、複数月ぶりの安値圏
6月5日、米国の雇用統計(非農業部門就業者数など)が市場の事前予測を大きく上回る結果となった。これをきっかけにFedがを継続するとの見方が強まり、ビットコインは2.8%下落した。の構成全20銘柄も値下がりし、暗号資産市場は広く売り優勢となった。XRPは5%超の急落で1.20ドルのサポートを割り込み、1.10ドル付近まで下落する展開となった。
金利が上昇する局面では、株式や暗号資産といったは売られやすくなると見られる。理由は、金利が高くなると安全とされる国債などに資金が移りやすくなるためだ。雇用が強いということはインフレが続く可能性を示唆するとも解釈でき、Fedが追加に踏み切るとの観測が強まった。また、XRPについては大量の売りが価格を押し下げ、損失確定の連鎖が起きた可能性がある。
金利上昇は暗号資産にとって「向かい風」になりやすいと考えられている。個人投資家にとっては、マクロ経済の指標(雇用・インフレなど)が暗号資産の価格に影響を与える点を意識することが重要だ。短期的な価格変動に一喜一憂せず、Fedの政策動向や次回雇用統計の結果を注視しながら、自分のリスク許容度に見合ったポジション管理を心がけることが求められると見られる。
次回FOMC政策金利決定会合(次回開催時)
利上げ・据え置きのどちらになるかが暗号資産を含むリスク資産全体の方向性を左右する
XRP 1.10ドル水準の攻防(当面)
このラインを割り込むと下落が加速する可能性があり、反発するかどうかが注目される
米国雇用・インフレ関連指標(毎月発表)
強い数値が続く場合はFedの利上げ観測がさらに強まり、リスク資産への逆風が続く可能性がある